障害者の代筆投票に合理的配慮を!国賠訴訟の原告である中田さんより以下のメッセージをいただきました。ここに転載させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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生活と政治は密接不可分ですが、政治は障害者のことを忘れ去りがちです。なので、政治家を選ぶ選挙や投票が大切にしています。
投票所の現状は、様々な障害を持っている方がそれぞれの原因で投票について困っていたり、諦めたりしています。高齢者も障害者と同様です。これら「投票における社会的弱者(以下「投票弱者」といいます)」は、私のように幸運にも司法とつながり裁判の原告となり、問題提起ができる人ばかりではありません。そして、これまでの公選法改正は、訴えが認められた数少ない事例だけを対象に改正がおこわれ、一定数の報われる投票弱者がいる一方で、まったく置き去りにされたり、私のようにその改正によって権利侵害を受けたケースまであります。このままではいつまで経っても投票弱者の投票率は上がりません。私の望む判決が出た時は、すべての市民が投票権を行使できるように、公選法の抜本的な改正議論を強く望みます。そして、これからも私は国や国会に働きかけ続けていきます。
さて、その裁判を大法廷で開いてもらっていますが、残念ながら傍聴席はガラガラです。
現状、私の望む判決が出るかもしれない状況ですが、
先の仙台地裁の強制不妊手術の判決のように最後の最後で悪い判決が出てくるかもしれません。
そうしないためにも9月の本人尋問の時に法廷に詰めかけて欲しいと思っています。なので、投票弱者をなくすためにも集まってくださると幸いです。
「障害者の代筆投票に合理的配慮を!国賠訴訟」 第11回口頭弁論
日時:9月17日(火曜) 15:00~16:30
場所:大阪地裁 201号法廷(大法廷)
中田泰博(障害者の代筆投票に合理的配慮を!国賠訴訟 原告)
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